東京国立博物館 特集「おひなさまと日本の人形」「生誕180年記念 呉昌碩の世界—金石の交わり—」を見てきた

2024/03/17には、東京国立博物館の特集展示「生誕180年記念 呉昌碩の世界—金石の交わり—」と、同時期の特集展示「おひなさまと日本の人形」を見てきました。

書のデザインとしての美しさにあらためて感動でも書いたのですが、わたしは書のビジュアルがとても好きなのです。ということで、展示最終日ということもあり、見に行ってきました。

その前に、本館を回ってみると、「おひなさまと日本の人形」という特集展示が行われていたので、見てみました。

特にびっくりしたのは、琴や三味線の、いわばミニチュアのよくできていること。江戸時代にもすでにいわばミニチュアの文化と技術があったのですね。

さて、本館をいろいろと見て回った後、東洋館で「生誕180年記念 呉昌碩の世界—金石の交わり—」を見てきました。

展示としては、呉昌碩のルーツとなる作品、同時代、交流があった文人たちの作品など、広がりのある展示だったのですが、やはり素晴らしかったのは、呉昌碩本人による篆書の作品。

「呉昌碩の世界」その1 真骨頂の書でも見ることができますが、書として美しい、そのうえに、なんだかやわらかい印象を受けるような気がしましたね。見ていると、優しい気持ちになっていくような気もしました。


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