東京都写真美術館「風景論以後」展ちょっぴり感想

(この記事は「風景論以後」展のネタバレを含みます。)

東京都写真美術館「風景論以後」展を見てきました。

とはいっても、なるべくネタバレはしないようにしたいので、出展作品の中からひとつの作品について、感想を書いてみたいと思います。

それは、清野賀子〈Emotional Imprintings〉で、一連の作品のひとつを、館のサイトの展覧会についてのページで見ることができます。以下のリンク先、下の方にあります。

東京都写真美術館

この作品では、風景をどのように表現したら美しいか、つまり構図や、色の表現や、そういった価値観が確かにあって、それが緊張感を感じさせるように思います。

一方、撮影の対象は、どこにでもありそうな風景、ガイドでは「匿名性」という言葉が使われていますが、であって、この作品が撮影されたであろう、20世紀末の建築やデザインの美しさと個性といったものが感じられるようなものでないように思います。

わたしは、この作品から感じるこの二面性が、展覧会全体の流れの中間点にあるように思いました。

展覧会をすでに見た人はどうでしょう、そしてこれから見る人はどう思われるでしょうか。


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