さくら学院 ライブ「さくら学院祭☆2012」 @ 恵比寿 ザ・ガーデンホール 感想

2012/10/28、恵比寿にあるザ・ガーデンホールで行われた、「さくら学院祭☆2012」見てきましたので、感想を。

毎度のことですが、セットリストはありません。
もうライブの感想を書くたびに書きますが、オフィシャルのセットリストを公開してくれませんかね。

わたしにとっては、大好きだった武藤彩未ちゃん、三吉彩花ちゃん、松井愛莉ちゃんが卒業してから、TIF2012でミニライブはみましたが(TOKYO IDOL FESTIVAL 2012 感想 その5~さくら学院 SKY STAGE 公演の感想~)、本格的なライブを見るのは初めてだったので、どうなっちゃうのかなあ、とちょっと不安でした。

三人の卒業で、危機感を持ったのか、それとも重しが取れて解放的になったのか、ダンスのスキルなども上がっていたし、また、それぞれのキャラクターを楽しく表現していて、昨年とは違ったイメージの、すごく楽しいライブでした。一方で、育ちのよいイメージというか、(竹中夏海さんの言葉を借りれば)「私立のお嬢様校感」は変わらなかったことには安心しました。
多くのお客さんが、むしろ昨年よりもよかった、と感じたのではないかとおもいました。

新しい生徒会長の中元すず香ちゃんは、12人の中の1人というか、他のメンバーと垣根がないというか、そんなイメージがありました。
昨年の生徒会長の武藤彩未ちゃんが、全ての面で他のメンバーを引っ張っていくイメージだったのとはまったく違うイメージでした。
きっとすず香ちゃんなりの生徒会長らしさを見つけるために、いろいろ悩んだり、周りと相談したりしたんだろうなあ、と勝手にいろいろなドラマを想像してしまいました。

卒業した三人の圧倒的な存在感が大きかった昨年のパワーには及ばないな、と思ってしまうときもなかったとはいえなかったのですが、昨年とは全くイメージの違う、今のさくら学院を、特にライブパフォーマンスにおいてはより成長した姿で、楽しめたと思います。
そして、それに合わせて、全体の構成や振付も、昨年とは違った内容に考えられていたように思います。
制作に関わる人たちも、それぞれの立場で、レベルの高い仕事をしているのがすごく伝わってくること、それによってライブ全体として楽しめるものになっていること、それが他とは違う、さくら学院の魅力だということも、あらためておもいました。

すでに長文になってはいますが、後日、ライブの内容を思い出しながら、印象に残った場面などについて書いていきたいと思います。

会場のザ・ガーデンホールは、恵比寿ガーデンプレイスにあります。
昨年の卒業ライブの日本橋三井ホールもそうですが、なんというか上品な場所が好きなんですかね。キャパシティは700人前半と思われます。(より)近いところで2011年度の卒業ライブの日本橋三井ホールが600半ば(より)、昨年のさくら学院祭のマウントレーニアホール・プレジャープレジャーが300前半(より)くらいです。
終演後ですが、外観の写真を撮ったのでどうぞ。
「さくら学院祭☆2012」恵比寿
「さくら学院祭☆2012」恵比寿 ザ・ガーデンホール posted by (C)hilo000

開演して最初に4曲くらい、自己紹介、さらに数曲。
彩未ちゃん、彩花ちゃん、愛莉ちゃんが卒業したさくら学院がどうなってしまうのか、少し不安になりながら見ていましたが、(身長の高さがだいたいそろった、といったこともあるかとは思いますが)全体のバランスがよくなっていたし、個々のメンバーのダンスのスキルも上がっているように感じました。

おもしろいな、と思ったのは、生徒会長であり、ダンスのスキルが一番高い中元すず香ちゃんが、あまり目立っていなかったことですね。これは自己紹介のMCのときも同じで、「これがすず香ちゃんなりの生徒会長らしさなのかな」と想像したりしていました。 

そして、振付・フォーメーションのおもしろさは相変わらず、一人が一人を肩車する場面のある曲があったりと、楽しませてもらいました。
アイドルが好きな人も、そうでもない人も、振付とフォーメーションだけでも十分楽しめるので、ぜひ見てもらいたいですね。

次のパートは森ハヤシ先生登場でのコントコーナー。
ちなみに、昨年はシリアスな内容の本格的なお芝居でした。本格女優・三吉彩花ちゃんがいないからかなあ、と思ってしまいましたが、まあ単に二年連続同じでもおもしろくない、ってことだったのかもしれませんね。

新入生の部活を決めよう、ということで教室コント風に進んでいきながら、「新聞部がいいんじゃない」ということになり、大賀咲希ちゃん、杉本愛莉鈴ちゃんによる、新聞部SCOOPERS「Brand New Day」。
三吉彩花ちゃん、松井愛莉ちゃんのオリジナルのファンだったわたしとしては、ちょこっと反発を感じましたね。
後のMCで「見てるとそんなに難しそうじゃなかった」って言っちゃって周りにたしなめられてましたが、たしかになかなかのパフォーマンスだったと思います。まあ、「Brand New Day」の「自分と世界との距離の大きさに気づくころのちょっと憂鬱な感じ」は彩花ちゃんと愛莉ちゃんだからこそ出せるものだと思いますけどね。

続けて部活動、帰宅部sleepers、そして今回の目玉かと思われる、科学部 科学究明機構ロヂカ?の登場。まあこれはperfumeですな。そんなこというとおこられるのかしらね。ビジョンの映像がなかなかよかったです。

(このあたりからはだいぶ経ってから書いているので、だいぶ忘れてます)

MCとかいろいろあって、次の企画が「サクラデミー女優賞」。選ばれた三人のメンバーが萌え寸劇に挑戦、ただし最後のセリフはそれぞれ考える、というもの。みんな思ったより思い切った感じで、めちゃめちゃ照れてましたけど。
それにしても、こういう企画でも、品が保たれているというか、やりすぎないところは、教わってるのか自身のセンスかわかりませんけど、えらいなあ、と思いました。

で、このあといろいろあったかなかったかで、次は、コンテンポラリーダンス風ダンス(どうも「ダンス部」というらしいです)からそのまま歌に行く、というかっこいい展開。昨年のさくら学院祭の、リコーダー合奏から歌に行く、というのを思い出しました。

あとはもう最後までどんどん歌ってくれる、(というかもうあんまり覚えてないんですけど(^^;)という流れでした。
昨年からの曲では、「あのポジションには彩未ちゃんがいたんだな、彩花ちゃんがいたんだな、愛莉ちゃんがいたんだな」って思ってしまいましたけど、それでもそのポジションに新しく入っていた水野由結ちゃんが、ちっちゃいながらなかなかの存在感で、印象に残っています。

さて、終盤のMCで、中元すず香ちゃんが「彩未ちゃんが見に来てくれて『もう大丈夫だね』というような話をしてくれた」っていうようなことを言ってましたが、愛莉ちゃんの名前は学校コントのとき、彩花ちゃんの名前は「サクラデミー女優賞」のときにちょっと出してて、これも予定か偶然かわかりませんが、あんまり出しすぎてしまうと新しいファンや現メンバーの気持ちもよくないでしょうから、ちょうどよかったと思いましたね。

全体的な感想は、端的にいえば、

といったところ。

さくら学院のステージを見る楽しさっていうのは、もちろんメンバーの魅力もあるんですけど、ステージの各要素に関わる人たち、それは振付の方だったり(さくら学院より上手に歌って踊るグループはたくさんあるかもしれませんが、さくら学院ほどクリエイティブな振付を、少なくともわたしは知りません)、全体の構成だったり、あるいはコントや寸劇のところだったり、細かく言えば会場の選定なんかにも、そういう人たちのクリエイティビティをちゃんと感じられるところだなあ、と、だから、ステージ全体として楽しめる、今回、も、思いました。